たくさんの猫たちに、おうちを探すチャンスを!

 

横浜市にある保護猫カフェ mfmf様によるプロジェクトのご紹介です。
起案者様にインタビューを行いました。
応援よろしくお願いします!

 

CAMPFIREページ https://camp-fire.jp/projects/view/252902
目標金額 200,000円
※NextGoalで目標200万円!
募集期間2020年4月7日~2020年5月15日
支援総額2,343,500
《 1171% 》
支援者数283名
平均支援額8,281円

 

プロジェクト概要

横浜市の保護猫カフェです。新型コロナの影響で、経営の危機にあります。保護猫の譲渡会は中止になり、新規保護ができない猫ボランティアさんが増えてます。こんな時こそ、譲渡会に頼らず保護猫と里親さんの縁をつなげる店舗型が頑張るべきだと思っています。ご来店が難しい今、ご支援をお願いします

CAMPFIREより)

こちらのプロジェクトは『社会問題と向き合う人のクラウドファンディング、GoodMorning』で公開されました。GoodMorningとは、社会問題と向き合い、課題解決に取り組んでいる人・団体に特化したクラウドファンディングプラットフォームです。

 

起案者様ご紹介


猫カフェmfmf(モフモフ)

横浜市にある保護猫カフェです。
今年で開業4年目、お店から卒業していった猫は200頭を超えました。
里親希望数も多く殺処分ゼロを公表している、横浜市内や首都圏のみの保護に留まらず
行政の手が届かない地方へも目を向け、北は青森・秋田・宮城から南は広島・沖縄まで、全国各地から猫を保護し、里親さんを見つけております。
猫カフェには珍しく、NPOさんに保護をお願いするのではなく自分のお店で保護を行い、乳飲み子の受入れもしています。
生後0日からの、学校や仕事がある人には育てるのが難しい子のケアを24時間体制で行い、3ヵ月まで育てきったら里親さんに譲渡するなどしております。

CAMPFIREより)

猫カフェmfmf 公式Twitterホームページ

 

プロジェクトにかける想い

なぜクラウドファンディングを選んだのか?

保護猫関連での、クラウドファンディングはとても多く、飼い猫が難病になって治療費を求めるものから、新しく保護猫シェルターなどを設立するから資金が欲しい、地域猫活動に使いたいなど、 保護猫とクラウドファンディングは身近なものになっており、サイトや方式など、認知はしておりました。

今回、新型コロナウイルスの影響で営業短縮や、業績不振などもあり、何か手段を…という時に、CAMPFIREで新型コロナウイルスの影響による業績不振などのプロジェクトであれば、サイトへの手数料が掛からず、決算手数料のみで利用できると知り、新規にネットショップなどを立ち上げる労力やノウハウ、それを告知できるかなど、さまざまな面で検討し、多くの人に見ていただけるという面で、大手のクラウドファンディングサイトであるCAMPFIREでのプロジェクトの立ち上げに至りました。

↑ CAMPFIREでは新型コロナサポートプログラムを実施中です ↑
クラウドファンディングで得られた成果とは?

お店のオープンから今まで3年間、保護活動やお店の営業を通じて縁のあったお客さん、里親さん、保護主さんなど、様々な方からご支援のご報告をいただきました。 更には、お店に来た事がない方からも猫の保護活動自体を応援したいとご支援いただき、本当にたくさんの方に支えて頂いているなと実感しました。ここでなんとしても踏ん張らねばなと身の引き締まる思いです。

また、クラウドファンディングをした事により、普段保護猫と接する機会のなかった方にもお店を知って頂き、終息後は足を運ぶよ、なんてお声かけもありました。

 

成功に向けた取り組み

① ファングッズを中心にリターンを考案したこと

リターンに関しては、前売り券(~円支援で1時間利用券など)をしてしまうと、皆さんにご利用頂けるのは終息後になってしまう為、支援者以外の方がお店に入れなかったり、支援者の方にも混みあった状態でご利用いただかなくてはいけなかったり、といった問題が発生してしまう可能性があると考えました。

広い店内ではなく、どうしても1時間単位でご利用頂ける人数が限られる為、皆さんにご満足いただけないだろう事、そして利益の前借りになってしまう為、終息後の営業での減収を考え、前売り券方式にはしませんでした。

今回のリターンでは、リターンを受け取った方がさらに保護猫活動に理解を深めてくれるよう、保護猫の魅力が伝わるフォトブックや、本来なら原価が高すぎてお店で販売などは実現できなかった365日日めくりカレンダーなど、お店の元々のお客さんにも喜んで頂けるファングッズなどを中心にしております。

終息後ぐらいに届くリターンをみて、この子達(猫)に会いたい!とお店に来ていただける事を願っております。

 

② ハッシュタグでツイートを「まとめて見てもらう」こと、noteを活用して「知ってもらう」こと

やはり拡散されるツイッターの140文字だけでは伝えられる事は少なく、また、保護活動を知らない方や猫を飼った事がない方などにはどれだけ資金がかかるかなどは、不透明になってしまいます。
今まで里親募集の混乱を避ける為、あまり載せていなかった育成中の子猫達の育成記録や、可哀相な(痛々しい)写真は掲載を控えていましたが、治療も保護猫活動の一環として、頑張っている様子も知って頂こうとハッシュタグ付きのツイートや、noteにまとめて、ツイッターをご覧になってる方以外にもまとめて読めるようにさせて頂きました。

目に見えるオンタイムの可視化された保護活動を意識しました。

POINT 
Twitterは拡散が容易ではありますが、字数制限があり、詳しく伝えきれない面があります。ツイート内にハッシュタグを付けておくことで、後からまとめて読むことができ、より活動に共感できる工夫ができると言えます。

noteとは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿することができる新しいプラットフォームです。作った作品は、通常のブログやSNSのように無料で公開することができ、手軽に売り買いすることもできます。企業やクリエイターと、ファンをつなげる、あたらしい交流の場として注目されています。
(参考:noteへようこそ!

育成中の仔猫たちのすがたが、特別に公開されました。

 

資金の使いみち

この春行う保護計画の資金
・新規に保護する猫/今保護している猫達の生活費用(フード・ミルクなどの食費・医療費・雑費など)

・保護活動により、消耗するもので里親さんに請求できない分など(ペットシーツ・ゲージ・消毒液・トイレ用品・布製品など感染症予防の為廃棄する物の購入や補填)

・里親さんが決まるまでの医療費の建て替え費用

上記のものは全て、今までは猫と遊ぶ為に、里親さん以外の方が猫カフェとして利用して頂く事で賄えていた分です。新型コロナにより、一般のお客様の来店が見込めない為、捻出が難しくなるそれらの費用に充てさせて頂きたいと思います。
また、例年通り感染症予防の対策として全頭検査と確認検便が終わるまでの完全隔離、パルボの可能性のある子は隔離期間を設けるなどしております。

リターンの写真集などの制作資金
寄付に対する粗品では無く、今までの保護活動を知り幸せになった子達を見て頂けるような、ある意味お店のファングッズを兼ねるしっかりしたものを作らせて頂く予定です。

CAMPFIREより)

協会スタッフおすすめポイント

ファンの心に響く、限定グッズの数々


保護猫カフェmfmf様は、開業4年目で、今までに200頭を超える猫の譲渡に携わってこられました。そうした確かな活動の成果ともいえる、ファンの方々の心に響くリターンの数々になっています。
今回のリターンは、「猫カフェ」という特殊性を考慮して、利用チケットではなく、ファングッズにされたというお話をお伺いしました。
届いたポストカードやフォトブックを手に、保護猫活動をもっと知ってもらいたい。ご来店いただいたときには、人も猫たちも、ゆったりと充実した時間を過ごしてもらいたい、そんな願いが感じられます。

 

プロジェクトを終えて

普段は猫カフェに来られない方からの激励のお電話や、応援メッセージなど沢山いただきました。
これから集計作業などで、皆さんに記載頂いた応援コメントを読めるので(プロ ジェクト終了後でないと、こういった情報も見れないため)楽しみにしております!

プロジェクト中にはたくさんの応援があったと、嬉しいお話をお伺いできました!終了してから応援コメントを読めることも、プロジェクトを走り終えた喜びを感じられそうです。

まだまだ保護猫活動については一般的に知られていなかったり、関心を向けられていないというのが現状ではないでしょうか。
コロナ禍という逆境の中ではありますが、今回のクラウドファンディングのプロジェクトを見て、お店をはじめて知ったとの声もあるそうです。
クラウドファンディングをその後の展開にもつなげていく、すばらしい事例になっています。

保護猫カフェmfmf様の今後の活動にも、ぜひご注目ください!

 

企業情報

店名猫カフェmfmf(モフモフ)
HPhttp://catcafe-mfmf.com/index.html
住所神奈川県横浜市