北品川エリアで最後の古民家群をリノベーションして、交流拠点として再生したい!
北品川の古民家群を再生するため、「SHINAGAWA1930」 プロジェクトが始動しました。オープン資金および施設のファン層の獲得を目指す、クラウドファンディングのご紹介です。
起案者様にインタビューを行いました。
応援よろしくお願いします!
目次
1)プロジェクト概要
2)起案者様ご紹介
3)プロジェクトにかける思い
3.1)クラウドファンディングを選んだきっかけ
3.2)クラウドファンディングで目指すもの
4)成功に向けた取り組み
5)資金の使いみち
6)協会スタッフおすすめポイント
7)メディア情報
8)企業情報
目標金額 | 1,000,000円 |
募集期間 | 2020年10月28日~2020年12月24日 |
支援総額 | 351,000 円 (12月8日時点) 《 35% 》 |
支援者数 | 43名 |
平均支援額 | 8,200円 |
プロジェクト概要
羽田空港・成田空港にも乗り換えなしで行ける「品川」駅から徒歩10分の場所に、戦前から残る貴重な木造建築群があります。北品川エリア最後の古民家群を地域の記憶として残し、新たな拠点として再生していくために運営事務局を立ち上げました。
(CAMPFIREより)
起案者様ご紹介
「SHINAGAWA1930」運営事務局
(現在の参加企業:㈱Rバンク ・ ㈱ユニアス )
そのままの状態で残された、貴重な物件を取り壊すのはもったいない!
Rバンクは、ビルや戸建住宅をリノベーションし、有効活用して、こだわりある暮らしや心豊かになる空間・コミュニティを創造している会社です。
(CAMPFIREより)
日々、色々な悩みをもった物件に出会いながら、どうしたら古いながらも魅力的な建物を再生できるのだろうかといつも考えています。
そんな中で、この古民家群に出会い、驚きました!昭和5年から、東京の空襲にも、何度も襲ってきた地震にも負けず、 平成、令和とその姿のまま佇んでいる物件。しかも5棟も残っているなんてなかなか出会えません。
ちょうど、オーナーである京浜急行電鉄さんは事業性を検討していた時で、建物が取り壊される可能性が高いと聞きました。「なんとかこの貴重な古民家を残したい。そして、よりよいかたちで活かしていきたい。」と動き、運営事務局を一緒に立ち上げた株式会社ユニアスの山中さんと共に企画書を書き、熱いプレゼンをしました。
そして、事業主さんや近隣の住民の方々にも応援して頂き、「SHINAGAWA1930」として、建物を再生することができるようになりました!
写真は、リノベーション工事前の様子。こちらが古民家カフェ、コワーキングスペースに生まれ変わろうとしています!
プロジェクトにかける想い
歴史を繋いてきた建物をできる限りそのまま生かし、品川の新しい拠点を創り出す。地域の人や多くの企業と手を携え、街づくりへの挑戦が始まっています。
品川駅といえば、 IT企業が名前を連ねる高層オフィスや、大きなマンション群が立ち並ぶ新しい街、というイメージがあるのではないでしょうか。その一方で、 東海道品川宿に残る史跡や多くの寺社めぐりを楽しむことが出来る、かつての江戸の風情を残すエリアでもあります。
Rバンクさんはその品川エリアにて、1930年に建てられた古民家群に着目されました。昭和・平成・令和の時代まで、戦争や災害を乗り越えて残った貴重な物件を、なるべく壊さずに生かそう!というプロジェクトが事業主さんや地域の方の応援を得て、始まっています。
歴史ある建物がどんどん無くなっていく今、こうした取り組みはとても貴重な例ではないでしょうか。ぜひ多くのかたに注目していただきたいと思います。
今回のクラウドファンディング開始に至ったきっかけについて、株式会社Rバンクの清水様に、今回のクラウドファンディングプロジェクトにかける想いについて、改めてお話をお伺いしました。
クラウドファンディングを選んだきっかけ
建物自体はオーナーにより改修工事が行われますが、施設をオープンさせるために必要な「通り土間」を整備したり、ライトアップしたり、看板を設置したりする費用は事務局が負担して行います。
経費を抑えるために一部をDIYする計画ですが、その費用を、地域の方や古民家再生の主旨に賛同して頂く方から支援を得られたらと思い、クラウドファンディングを検討しました。
オープン前から開業準備に一緒に参加したいという方や施設のファンを増やすためにも有効な方法だと考えています。
クラウドファンディングで目指すもの
クラウドファンディングによって準備段階からプロジェクトが認知されることにより、ファンになってくださる方が現れることを期待しています。既にご近所にお住まいの方から、楽しみにしていますという嬉しいメッセージを頂いています。
オープンを予定しているコワーキングスペース、カフェ(ソーシャルカフェ)が目指すものは、「集まった人々がお互いのビジネスやプロジェクトを共有し、新しいアイディアや出会いが生まれる場所にしていく」ことです。クラウドファンディングを通じて、はやくも地域のかたからの熱い視線が送られています。
成功に向けた取り組み
①活動報告をこまめに更新し、進捗を伝えること
活動報告を週1回のペースで更新しています。なるべく現場の臨場感が伝わるように、人がたくさん映っている写真や動画を撮影しています。
②地域を中心に、積極的に告知を行うこと
地域の方々に挨拶に伺い、チラシを置かせて頂いていたり、現地にもポスターを貼って、チラシを設置しています。
弊社が運営しているホステルでも、ポスター・チラシを置いています。
知り合いの方への メール等での告知、twitterでの告知、関係者のSNSでの告知を行っています。
資金の使いみち
古民家をリノベーションし、施設としてオープンするための費用
協会スタッフおすすめポイント
古民家好き・リモートワークのかた必見!参加型のリターンがおすすめです
お気持ち支援コースから、実際にコワーキングをお試し利用できるチケット、ユニークな「なんでもします」券まで、多種多様なリターンが揃っています。
特に、参加型のリターンである「サンクスパーティーご招待チケット」 が人気をあつめています。ご興味のあるかた、古民家好きのかた、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
Rバンクの清水さまに、各リターンについてお話をお伺いしたところ、コワーキングスペースのドロップインお試し1日利用券は9~17時の営業時間中、利用時間に制限は無し。普段は自宅でのリモートワークでも、古民家の空気に包まれて仕事をしてみたら、いつもと違うアイディアが生まれてきそうです。
また目標達成サンクスパーティーも、コロナの感染拡大の状況により慎重に検討しつつ、ご来場のみなさまと一緒に楽しめる、素敵なパーティーを計画されているとのことでした。
気になるかたはぜひ、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
※それぞれ1リターンにつきおひとり様のご利用となります
「SHINAGAWA1930」はオープン資金の獲得のみならず、活動を通して多くの方にファンになってもらうためのクラウドファンディングでもあります。
活動報告ではYOUTUBEにアップされた、現在の様子がわかる動画を閲覧することが出来ます。参加されている皆さまの生き生きとした姿が印象的でした。
これからの活動にもぜひご注目いただけたらと思います。
「SHINAGAWA1930」運営事務局さまの応援をどうぞよろしくお願いいたします!
メディア掲載情報
- 10/27 日経新聞
- 10/24 神奈川新聞
- 10/29 日刊工業新聞
※上記、施設情報のみ掲載