電源不要。木材の端材を利用し、伝統技術を用いてスマホスピーカーを製造します!

練馬区板橋区にて注文家具の製作を行っている、 有限会社八槻木工所(やつきもっこうしょ) 様による、クラウドファンディングのご紹介です。
起案者様にインタビューを行いました。
応援よろしくお願いします!

目次
1)プロジェクト概要
2)起案者様ご紹介
3)プロジェクトにかける思い
 3.1)クラウドファンディングを選んだきっかけ
  3.2)クラウドファンディングで目指すもの
4)成功に向けた取り組み
5)資金の使いみち
6)協会スタッフおすすめポイント
7)メディア情報
8)企業情報

  

目標金額 200,000円
募集期間2020年11月15日~2020年12月25日
支援総額 357,850 円 (12月14日時点)
《 178% 》
支援者数27名
平均支援額13,254円

 

プロジェクト概要

 

1級家具製作技能士の資格を有したスタッフが多数在籍している木材加工会社。通常業務で使用した木材の端材は捨ててしまうことも多い。その端材を利用し、伝統技術を用いてスマホスピーカーを製造する。無垢材の木の手触りを楽しみ、新型コロナウイルスを乗り越えるためのSTAY HOMEやキャンプシーンを快適に!

CAMPFIREより)

 

今回のメイン商品であるウッディスピーカー「ARIGUMI」。 電気を使わず自然な響きでスマホの音声を増幅することができる製品です。アウトドアだけではなく、自宅のどこにでも持ち運ぶことが出来ます。

こだわりは、日本伝統の技術である「蟻組」とよばれる工法を使用して作られていること。木工の伝統技術を身近に感じてほしいという、八槻木工所さまの想いがこめられています。 家具職人さんが手がけているだけあって、インテリアにも映えるデザインが素敵です!

またワックス仕上げをしてあり、革製品と同じように、お手入れをすることで段々と色合いも深くなっていくとのこと。お手入れしながら無垢材の木の手触りを楽しむことで、おうち時間が充実したものになりそうです。
 

 

起案者様ご紹介

有限会社八槻木工所(やつきもっこうしょ)
木工の仕事が次の世代にも繋がるよう、「カッコイイ職業」であり続けていくことが目標

私たちは東京都板橋区で注文家具の製作をしている有限会社八槻木工所(やつきもっこうしょ)です。
会社名は先代社長の出身地である福島県南部の【奥州一之宮 八槻都都古別神社(やつきつつこわけじんじゃ)】から頂いています。
主にオフィス・商業施設・文化施設に関する特注家具を製造しています。
国家資格である家具製作技能士1級を持つ職人も多数在籍しており、若い職人を中心に9名が機械加工・手加工ともに高い技術力でお客様の要望にお応えしています。

木工の仕事が次の世代にも繋がるよう【カッコイイ職業】であり続けていくことを目標に、日々奮闘しています。
最近ではSHODA同時5軸NCを活用した3D切削に力を入れています。
板橋区の町工場では中々見ることのない産業ロボットをいち早く導入しNC加工機ではできないような3D切削加工にも日々取り組んでいます。
また、加工だけでなく3Dスキャナーを使用した3Dデータの作成も行っております。


CAMPFIREより)

 

 

プロジェクトにかける想い

依頼を受けてから取り掛かる「受け身の仕事」だけではなく、自分たちから発信すること。クラウドファンディングでその第一歩を踏み出しました。

八槻木工所さまでは、家具の製造過程上どうしても出てしまう「使えない木材(端材)」をどう活用するかが、長年の課題となっていました。材料の廃棄を減らす、かつオリジナル製品を作り出すこと。試行錯誤の末うまれたのが「スマホスピーカー」でした。

八槻木工所さまは、コロナでどんどん社会が変化していくなか、受け身の仕事だけでなく、「発信していくこと」の大切さを実感されたとのことです。今回のクラウドファンディングはその第一歩になります。

プロジェクトページを見てみる

今回のクラウドファンディング開始に至ったきっかけや、プロジェクトにかける想いについて、有限会社八槻木工所様に改めてお話をお伺いしました。

 

クラウドファンディングを選んだきっかけ

  

クラウドファンディングに至るきっかけとしては、板橋区産業振興公社の方からのお誘いがあったことが大きいです。
そして、クラウドファンディングを利用して弊社をアピール出来れば、との思いが始まりとなりました。
返礼品であるスマホスピーカー・コースター・キーホルダーそれぞれに家具製作技能士の資格試験で必要な手加工の『蟻組』をデザインに取り入れました。
家具職人のスキルを型にすることが出来るデザインになったと思います。


板橋区では、クラウドファンディングに挑戦される事業者さまを応援するため、手数料助成事業を行っています。八槻木工所さまはこちらの制度を利用され、クラウドファンディングを開始しました。
板橋区産業振興公社の下記HPでも、八槻木工所さんが紹介されています。

クラウドファンディングの手数料を助成します!! | 板橋区産業振興公社 公式HPへようこそ (itabashi-kohsha.com)

 

クラウドファンディングで目指すもの

 

弊社が作った物がどのような評価を受けるのか楽しみです。
今後のものづくりに反映していきたいと思っています。クラウドファンディングによって、新しい事へのチャレンジが出来たことが良かったと思います。次につながる事だと思います。

  

成功に向けた取り組み

 

①製品の完成度に徹底的にこだわること

デザインが決まるまで、かなり試作品を作りました。 特にスマホスピーカーは音が決め手なので苦労しました。
campfireのサイトから初めて『支援者が現れました』の通知が来た時は本当に嬉しかったですね。

②SNSでの発信と、まずは知り合いを中心にプロジェクトを広めていくこと

プロジェクトの告知方法としては、SNSでの発信を行ったりしたり、知り合いにメールやLINEでお願いをしました。

SNSについては、メディアプレスをする前から反響があり、営業の電話やホームページからの問い合わせによる営業が多くありました。

 

資金の使いみち

リターン製作費・発送費、クラウドファンディング手数料を除いた資金は自社オリジナル製品の開発及び販売の体制づくりに活用

 

協会スタッフおすすめポイント

すべてクラウドファンディング発の新製品!早割&セット商品がお得です

リターン商品は、キーホルダーとコースターとスマホスピーカーの3種類からお選びいただけます。それぞれ単品かセット購入か選ぶことができ、また早割価格も設定されています。

コースターには表面に「名栗加工」と呼ばれる加工が施されています。 主に柱や床の意匠として使用さ れる技術とのこと。表面の豊かな表情だけでなくコップが張り付くのを防いでくれるという機能性が魅力です!

一番人気はメイン商品でもあるスマホスピーカー『ARIGUMI』 。
電源のいらないスマホスピーカーはすでに販売されていますが、『ARIGUMI』は日本の確かな伝統技術を伝える、長く愛用していただける良質な製品になっています。キャンプ好きなかたをはじめ、自然派のかたに是非その魅力を知っていただけたらと思います。

どの商品も、「端材を廃棄せずに使いきる」という製造方法も大きな特徴になっています。エコにも貢献できる大注目の製品です。
そして単なる端材ではなく、実際に無垢材の家具に使われている木材です。
素材が持つ質感や表情を、ぜひお手に取って確かめていただけたらと思います。

プロジェクトページでリターンを見てみる!

  

新しいことに挑戦され、さらなる成長を目指されている八槻木工所さま。クラウドファンディングを通じ、目標への第一歩を踏み出されました。

今後の八槻木工所さまの活躍にぜひご注目ください!
 

 

メディア掲載情報

  • 東京商工会議所 板橋青年優秀技能者・技術者表彰事業 2年連続受賞
  • J.COMの板橋の人・会社を紹介する番組『ど・ろーかる』

  

企業情報

企業名有限会社八槻木工所
所在地 東京都板橋区
URL公式ホームページ

  

担当サポーター