コロナ禍「廃鶏」から鶏を救え!ケージ飼いから平飼いで、いのち輝く最高級卵へ。

栃木県にて養鶏場の運営等を行われている、株式会社ハコニワ・ファーム様による、クラウドファンディングのご紹介です。
起案者様にインタビューを行いました。
応援よろしくお願いします!

目次
1)プロジェクト概要
2)起案者様ご紹介
3)プロジェクトにかける思い
 3.1)クラウドファンディングを選んだきっかけ
  3.2)クラウドファンディングで目指すもの
4)成功に向けた取り組み
5)資金の使いみち
6)協会スタッフおすすめポイント
7)メディア情報
8)企業情報

  

コロナ禍「廃鶏」から鶏を救え!命をふたたび輝かせる!そして最高に美味しい卵を! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)
目標金額1,950,000円
募集期間2020年12月22日~2021年1月22日
支援総額 3,234,500円 (1月29日時点)
《 165% 》
支援者数267名
平均支援額12,114円

 

プロジェクト概要

私たち「ハコニワ・ファーム」は、障がい者就労支援施設と提携し、人も鶏も「しあわせ」であることを大切にした養鶏業を営んでいます。

今回、お世話になっていた養鶏場が倒産・閉鎖し、1200羽の鶏が廃鶏されることに。「本当にこのまま『廃鶏』にしてしまっていいのか?」「ハコニワ・ファームで引き取ることはできないのだろうか?」という想いから、私たちは、しあわせな環境で卵を産める鶏を増やし、さらに障がいを持つ方の雇用の場を創出するため、彼女たちを引き取ることを決めました。
しかし、ハコニワ・ファームで今以上の鶏を飼育するには、飼育場所の確保や餌・人件費・水道光熱費・備品代など、金銭的な問題が発生してきます。そのため、初期費用の約半分の195万円を集めるクラウドファンディングを開始することにいたしました。

そして最初の目標は達成し、390万円のネクストゴールを目指しています。

 

1個300円のプレミアムなたまご「箱庭たまご茜」はこうして生まれています
プロジェクトページで詳しく読む!

 

起案者様ご紹介

株式会社ハコニワ・ファーム
( 代表取締役 與良だいち )

伊藤忠商事、アクセンチュア戦略グループ、IT企業役員、組織風土改革コンサルタントを経て、2013年独立。過去に、一般社団法人ハタモク、エール株式会社、株式会社innochiを創業。経験を活かし、事業開発コンサルタントとしても活躍。2020年3月、ハコニワ・ファームの経営に参画、9月、代表取締役に就任。現在に至る。

 

プロジェクトにかける想い

鶏も、働く人たちも、みんな、守りたい。しあわせであって欲しい。

「ハコニワ・ファーム」では、障がい者就労支援施設「わらくや」と提携し、障がいを持つ方の「優しさ」という強みを生かした飼育を行いながら、高級卵「箱庭たまご茜」を生産・販売しています。
廃鶏になってしまう鶏たちを引き取り、「箱庭たまご茜」を産んでもらえる環境を創出すること、かつ働くかたの雇用も守ること。
社会貢献性も高く、熱意のこもったプロジェクトページは、多くのかたの共感・支持を獲得しています。

プロジェクトページを読む!

今回のクラウドファンディングにかける想いについて、株式会社ハコニワ・ファーム様に改めてお話をお伺いしました。

 

クラウドファンディングを選んだきっかけ

お世話になっていた養鶏場の倒産、閉鎖です。
その養鶏場では、1200羽の鶏たちが整列した小さなケージの中で、人間のために卵を産み続けてくれていました。
彼女たちをこのまま人間の都合で「廃鶏」にしてもいいのか?その現状に悩み、鶏たちを引き取ることを決めました。さらに、広々とした環境で本来の姿を取り戻し、しあわせな卵「箱庭たまご茜」を生んでもらうことを目指しました。
そのために必要な期間は3ヶ月もかかる見込みとなり、費用面が大きな課題となります。そこで自己負担だけではなく、クラウドファンディングで広く支援を募ることに決めました。

 

クラウドファンディングで目指すもの

資金獲得のみならず、社会的にも問題視されている、 アニマルウェルフェア、特に鶏の「ケージ飼い」から「平飼い」への話には、インパクトを出せたらと思ってます。

  

ケージ飼いから「平飼い」へ。今回のプロジェクトは、そうした問題も投げかけています。

  

 

成功に向けた取り組み

①心強い応援団の存在!

これまで、700名の方に個別でお願いのメッセージをしました。
すると、多くの方から応援の返信をいただきました。それが力となり、続けてこれてます。 プロジェクトページにも掲載していますが、多くのかたからの応援メッセージを画像とともに紹介しています。

 

②プレスリリースやSNSをフル活用して告知をしています!活動報告は3日に1度更新!

告知についてはプレスリリースをはじめとして、Facebook、ツイッター、インスタなどで行っています。そちらでシェア拡散のお願いなどもしています。
活動報告は3日に一度以上、出すようにしています。メディア情報や、養鶏場の様子などを掲載して、支援者のかたに進捗をわかりやすく伝わるよう工夫しています。

 

資金の使いみち

1200羽の鶏を引き取り、高品質な卵を出荷できる状態までお世話をするには、約3カ月、約330万必要です。 トータル費用の約半分とクラウドファンディング手数料を含めた195万円を目標金額に設定しました。

 

協会スタッフおすすめポイント

食品から雑貨、コンサルティングまで!バラエティ豊かなリターンが揃っています。

  

目玉商品の「箱庭たまご茜」をはじめとして、プリンやカタラーナ(焼きアイスプリン)、レア度の高い「しょこら」などの注目スイーツ、手作りのショールやバッグ、見学会、コンサルティング権・・・などなど、実にバラエティ豊かなリターンが並んでいます!

一番人気は「箱庭たまご茜10個入り」となっていますが、 有名青果メーカーのプリンも手掛けるソムリエと共同開発したプリンや、ショコラティエ Shu Takikuraとコラボした斬新かつ究極の卵スイーツ「茜しょこら」も注目です。

箱庭たまご茜の「黄身の濃さ」を見た目にも生かし、甘味には「和三盆糖」を用いて、日本人ならではの味わいが楽しめます。贅沢で斬新な卵スイーツ「茜しょこら」は、ハコニワ・ファーム特別オリジナルパッケージにてお届けされます。いつも頑張っている自分へのご褒美に、 家族や友人へのギフトとして。また発送時期によってはホワイトデーなどにもご検討いただけそうです。

障害者就労支援施設「わらくや」 で作られた編み物作品も魅力です。可愛いたまごケース、ランチョンマット、ショールなどが出品されています。
事業開発コンサルティングのリターンは価格100万円で出品され、目標金額への大きな力となっています。

プロジェクトページでリターンを見てみる!

 

自分たちが口にしている「卵」を産んでくれる鶏たちがどのような状況に置かれているのか、ハコニワ・ファーム様のプロジェクトで初めて詳しく知ったかたも多いのではないでしょうか。

魅力的な商品の創出と、雇用維持を目指しながら、ひいては養鶏についての問題提起まで、さまざまな想いのつまったプロジェクトが、クラウドファンディングを通じて始まっています。

目標金額をすでに達成し、ネクストゴールへ走りだすことを可能にしたポイントの一つには、ハコニワ・ファームさんの取り組みに賛同する応援団の存在がありました。プロジェクトページ上に、たくさんのメッセージが掲載されています。クラウドファンディング成功には、そうした地道な活動が大切と言えそうです。

皆さま、ハコニワ・ファームさまの今後の活躍にぜひご注目ください!
 

コロナ禍「廃鶏」から鶏を救え!命をふたたび輝かせる!そして最高に美味しい卵を! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

 

メディア掲載情報

  • 2020年12月27日 下野新聞掲載(上記画像)
  • 2021年1月 朝日放送テレビの「今ちゃんの実は」
  • フジテレビ「イット」にて放送予定

  

企業情報

「株式会社 ハコニワ・ファーム」について

「ニワトリのしあわせ、障がい者の働く喜び、お客様の笑顔の循環を創造する。」をミッションとし、「障がい者就労支援事業所わらくや」と共に、IoT×障がい者の力で最高級たまごを生産する養鶏場です。養鶏場の現場業務の86.6%は障がいを持つ方が担当しています。平飼いで育てる最高級たまごやプリンの生産を始め、新しい事業に挑戦し、高品質な商品の提供と障がい者の自立を実現します。

企業名株式会社 ハコニワ・ファーム
所在地栃木県真岡市下籠谷2593-1
代表者與良だいち、島田 利枝、市岡 直哉
設立2018年6月
URL公式ホームページECサイト
事業内容養鶏場の運営、障がい者雇用機会の創出。
プリンなどスイーツの生産・販売。

  

担当サポーター